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今の福祉を考える~法人リーダーに問う~

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今の福祉を考える ~法人リーダーに問う~ 

障害者福祉会館のこれから

北九州市立東部障害者福祉会館 館長 森 聖子(もり きよこ)

 

 北九州市立障害者福祉会館は、戸畑区汐井町のウェルとばた6階の東部障害者福祉会館と、八幡西区黒崎のコムシティ5階の西部障害者福祉会館の2箇所です。

 東部障害者福祉会館は、昭和54(1979)年11月に小倉北区大門に北九州市立身体障害者福祉会館としてオープンしましたが、その後、全障害者関係者が利用できるように、施設名が北九州市立障害者福祉会館に変更されました。平成4(1992)年11月に八幡西区若葉に西部障害者福祉会館が新しく建設され、北九州市立障害者福祉会館は東部障害者福祉会館となり、平成14(2002)年10月ウェルとばた6階に移転しました。移転して直ぐは「以前の会館が良かった」という声をよく聞きました。移転当時、私は西部障害者福祉会館に勤務していましたが、正直ビルの6階まで上がるのが億劫で仕事以外は足が遠のいた記憶があります。

 しかし、平成25年4月に西部障害者福祉会館も黒崎コムシティ5階に移転し、両障害者福祉会館共に、『複合施設であり、利便性が良く、近隣に大きな商業施設と古くからの商店街がある』という強みが増えました。

 障害者福祉会館の大きな役割のひとつは、障害のある方や家族・支援者が安心して来ることができる憩いの場であることだと思います。同時に障害福祉に全く関係がないと思っている方たちとの交流をとおして、障害を理解していただくことも大切な役割だと思います。私たちは、とかく当事者や支援者だけで固まりがちで、障害福祉に特化した施設を望みがちです。しかし、複合施設への移転により、いろいろな方たちと交流することができソフト面でのバリアフリーが推進しやすい環境になったことに目を向けるべきだと気づきました。

 平成28年4月より施行される「障害者差別解消法」が形だけのものにならないためにも、共生社会のモデルとなり、そのノウハウを地域や施設・企業に提供していくことが重要だと捉えています。

 

趣味:旅行 食べ歩き 

両親ともに鹿児島県出身なので、食生活は鹿児島寄りですが…焼酎は少ししか飲めません(本当!?)

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