政令指定都市大会の報告
第56回政令指定都市身体障害者福祉団体連絡協議会並びに
第46回政令指定都市身体障害者親善スポーツ大会の報告
北九州市身体障害者福祉協会 櫻木 奈緒子(さくらぎ なおこ)
8月29日(土)・30日(日)の2日間にわたり、第56回政令定都市身体障害者福祉団体連絡協議会並びに第46回政令指定都市身体障害者親善スポーツ大会を、リーガロイヤルホテル小倉、桃園シティボウルを会場として当協会主管で開催しました。
ずいぶんと涼しくなってはきましたが、まだまだ夏の暑さが残る北九州市に、北は札幌市、南は福岡市からたくさんの参加者が集結しました。
この大会は、政令指定都市身体障害者福祉団体の代表者が集まり、主に大都市における共通の問題を話し合ったり、情報交換や、親善スポーツ大会を通じてお互いの交流を深めることを目的としています。
1日目の協議会では、開会式、昨年度静岡大会の報告が行われた後、障害別の各分科会に分かれて協議を行いました。
分科会は団体長、肢体障害者、視覚障害者、ろう者、難聴障害者、内部障害者の6つの部会に分かれており、事前に各市より提出されている要望事項、情報交換事項について協議を行いました。ここで取りまとめられた要望事項は、分科会終了後の、全体会議で承認され、後日、日身連を通じて国や関係機関に要望書として提出されることとなりました。
協議会終了後は、次の日の親善スポーツ大会の開会式、交流会を開催しました。ここでは、協議会参加者、スポーツ大会参加者が、料理にアトラクションに楽しいひと時を過ごしていただきました。今回のアトラクションは聴覚障害者のグループで小倉祇園太鼓保存振興会に所属の『聾鼓会』に依頼し、会場を盛り上げていただきました。
2日目は会場を桃園シティボウルに移し、親善スポーツ大会(ボウリング大会)を開催しました。ボウリングでは各レーンとも白熱したプレーが繰り広げられ、最終的に勝利をつかみ優勝したのは福岡市でした。当日ほとんどのレーン、ボックスでスコアに関係なく、お互いの結果をほめたたえる姿を目にしました。ボランティアと選手が手を取り合って喜んでいる姿も、幾度となく目にしました。
参加された方々から帰り際に「ありがとう」、「楽しかったよ」等々、あたたかい言葉をたくさんかけていただきました。
2日間で延べ600名以上の方が参加し、つつがなく大会をとり行うことができました。参加いただいた各団体の皆様、そして関わっていただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。