3月はサピエ図書館のメンテナンスにより図書の貸出業務を停止し、大変ご不便をおかけいたしました。また、停止前の利用制限などにつきましてご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
当館ではこの期間中を特別整理期間とさせていただき館内の整理業務として、日常生活便利グッズの展示や機器の整備を行いました。
視聴覚障害者情報提供施設 閲覧コーナーは点字図書館の隣の聴覚障害者情報センターの窓口の左側にあります。あまり広くはありませんが、こちらは視覚障害者および聴覚障害者の方が利用できるスペースです。
オーカムマイリーダーや電子ルーペなど便利で使いやすい商品をガラスケースに入れて展示しています。当館での販売は行っておりませんが、使い方や購入方法などについてご案内いたしますので、気になる商品がございましたら、お尋ねください。
印刷物を画面に大きく映し出す機器です。白黒反転機能、文字や背景の色を変える機能も付いています。機器は2台あります。
印刷物を音声で読み上げる機器です。白紙に書かれた点字を読むこともできます。
印刷物に添付された音声コード(SPコード)を読み込むと、活字情報を音声として読み上げます。
利用される際は点字図書館までご連絡ください。
その他、ご不明な点は当館(福島・大久保)までお問合せください。
西部障害者福祉会館では、障害のある人とない人が一緒に学べるサークルがたくさん活動しています。
その中でも視覚に障害のある方に特化した、又は参加しやすいサークルを紹介します。
今回、第2回目は、「フラワーメイクアカデミー ブラインジェンヌチーム」のご紹介です。
【団体名】 フラワーメイクアカデミー ブラインジェンヌチーム
【活動内容】
私たちは視覚に障害のある方が、ご自身でスキンケアやメイクを通して‘自分にもできる!’と自信を持てるように、見えない・見えにくい方でも叶うメイク術をレクチャーしております。そのメイク術はロービジョン当事者のメイクセラピスト北條がフラワーメイクアカデミー代表の化粧療法研究科・江口美和子先生に監修を受けて考案されたものです。
‘パリジェンヌのように自分を磨く’という思いと、視覚障害を表す‘ブラインド’を合わせて‘ブラインジェンヌ’と命名いたしました。
ブラインジェンヌのメイク術は、顔にあるツボを視点としながらスキンケアやメイクを仕上げていくため、鏡が見えなくても自分らしく仕上げることができます。
また、基本的にご自身の‘指’を使って行うため自分に触れることとなり外見だけでなく、内面と向き合う時間にもなるため、メンタル面でもセルフケアすることができます。さらに、ツボを刺激することで健康面にもアプローチすることができます。
当サークルでは、ロービジョン当事者が当事者目線でメイク術を伝授し、晴眼者のチームメンバーが視覚情報をサポートしながら進めていくため、安心・安全にご参加いただけます。
活動は毎月第4土曜日13時から15時に行っております。参加費は材料費のみいただいております。
ご要望があれば、上記日以外でも対応可能です。ぜひ、私たちと一緒に自分らしさの魅力と咲顔(えがお)あふれる輪を広げていきましょう。
- 公式LINE@
【場所】 西部障害者福祉会館 (コムシティ5階)
【活動日】 毎月第4土曜日 13時から15時
【お問合せ】 参加希望の方は、メールかLINEで、事前にご連絡下さい。
メールアドレス [email protected]
【シチズン・オブ・ザ・イヤー賞】
シチズン時計(東京)が「社会に貢献し、感動を与えた市民」を選ぶ2023年度「シチズン・オブ・ザ・イヤー」に、目が不自由でも自分でできる化粧法を考案し、普及に取り組む「フラワーメイクアカデミー ブラインジェンヌチーム」が選ばれました。