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しんしょう協会 (北九州市身体障害者福祉協会)

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北九州市身体障害者福祉協会 令和元年度事業報告及び決算について

北九州市身体障害者福祉協会 令和元年度事業報告及び決算について

 

令和元度事業報告

平成というひとつの時代が終わり、新しい元号「令和」が幕を開けた2019年。

  全国的なお祝いムードの上半期とは一変、下半期では、集中豪雨や台風15号などの災害が、全国各地で被害をもたらしました。また、2020年の年明けから新型コロナウィルス感染症(かんせんしょう)が世界中に広がり、日本国内でもいまだに猛威(もうい)を振るっており、終わりが見えない状況です。

 さまざまな状況に見舞(みま)われた2019年度ですが、協会としては「地域とのつながり」をキーワードに、障害のある人の災害時支援の課題を中心に、障害福祉の情報発信と啓発活動に取り組んできました。

 障害のある人の災害時支援では、日本身体障害者団体連合会(にほんしんたいしょうがいしゃだんたいれんごうかい)及び仙台市(せんだいし)障害者(しょうがいしゃ)協会(きょうかい)の阿部(あべ)会長をお招きし、災害時支援を考える研修会を開催するなど、障害のある人と地域との日頃のつながりの必要性について啓発を行いました。

 芸術文化活動支援では、アートセンター事業として、従来の地域の喫茶店等と連携した「かがやき作品展」を開催したほか、北九州(きたきゅうしゅう)芸術(げいじゅつ)劇場(げきじょう)とのコラボレーションによるダンス公演を行うなど、障害のある人たちの芸術作品の発表の場の提供と、アート作品の普及啓発を行いました。

 障害者福祉会館では、文化、教養、運動に関する各種講座や交流会を開催し、地域利用者の活動拠点としての機能を果たしてきました。また会館内の、手話通訳・要約筆記・盲ろう者通訳ガイドヘルパーなど、視聴覚障害者の各種派遣事業では、登録者の高齢化に伴い難しくなってくる今後の地域生活の継続のため、必要な情報提供を行うなど、地域とのつながりを作る活動を行ってきました。

 障害のある人の差別に関する問題やバリアフリーのまちづくりについては、北九州市(きたきゅうしゅうし)障害(しょうがい)福祉(ふくし)団体(だんたい)連絡協(れんらくきょう)議会(ぎかい)(障団連(しょうだんれん))と連携しながら研修会を開催したり、行政との意見交換にメンバーとして参加するなどの活動を行ってきました。

 その他、職員の資質(ししつ)向上(こうじょう)については、職員一人ひとりが自分で考え、行動できる力を身に付けるためのグループワークなど、各種研修会を実施しました。

 

公益事業1 社会参加推進事業 

公益事業2 障害者福祉会館事業(東部・西部障害者福祉会館)

収益事業1 点字・声の市政だより等作成事業

収益事業2 自動販売機委託販売事業

その他事業 地域障害者団体支援事業

 

 

 

令和元年度決算報告

 

単位(円)

 

公益目的

事業会計

収益事業等

会計

法人会計

合 計

経常収益計

経常費用計

179,689,294

180,882,538

20,958,890

15,022,229

4,387,943

3,486,939

205,036,127

199,391,706

①当期経常増減額

△1,193,244

5,936,661

901,004

5,644,421

経常外収益計

経常外費用計

20,000

1,433,413

0

175,151

1,987,500

0

2,007,500

1,608,564

②当期経常外増減額

△1,413,413

△175,151

1,987,500

398,936

③他会計振替額

2,806,174

△2,805,674

△500

0

④法人税、住民税及び事業税

0

81,000

0

81,000

A 当期一般正味財産増減額

(①+②+③-④)

199,517

2,874,836

2,888,004

5,962,357

B 一般正味財産期首残高

16,376,239

29,685,018

121,367,880

167,429,137

一般正味財産期末残高

(A+B)

16,575,756

32,559,854

124,255,884

173,391,494

正味財産期末残高

16,575,756

32,559,854

124,255,884

173,391,494

※指定正味財産については、現在法人では保有していないため記載なし。

 

 令和元年度は、指定管理料の見直しや自動販売機の設置台数減による減収(げんしゅう)に見舞(みま)われながらも、点字・声の市政だより等作成事業会計の収益が前年度ベースを維持できたこと、法人会計の運用益となる投資(とうし)有価(ゆうか)証券(しょうけん)(国債)の売却益(ばいきゃくえき)が得られたことで、法人全体の正味(しょうみ)財産(ざいさん)は前年度より増加する決算となりました。(5,962,357円)

また、福岡県から指摘を受け、平成28年度から3期にわたり累積した公益目的事業における余剰額については、解消計画を作成・実行し、本年度でほぼ解消しました。

新型コロナウィルスの全国的な拡大は、すべての事業を自粛せざるをえない状況になるなど、当協会にも大きな影響がありました。3月上旬より東西の福祉会館も指定管理者として感染症予防対策を講じることに注力し、先の見えない状況下で、現在も会館の利用が制限されている状況です。

今回の事業自粛により発生した令和元年度の事業費執行残は、収支相償(しゅうしそうしょう)の基準を満たすべく翌年度以降に解消し、引き続き公益目的事業の拡大に努めていきます。

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