音声ブラウザ向けページ内リンク

本文へ進みます

サブコンテンツへ進みます

メインナビゲーションへ進みます

ページナビゲーションへ進みます

音声ブラウザ向けリンク終了

ここからサブコンテンツです。

ここまでサブコンテンツです。

ここから本文です。

北九州、再発見!!~ユニバーサルな観光スポットを♪~

▲外観
▲見学コーナー
▲コミュニティースペース

門司電気通信レトロ館   

 

 門司港(もじこう)レトロ地区の一角にある当館は、大正13(1924)年に逓信省(ていしんしょう)門司郵便局の電話課庁舎(でんわかちょうしゃ)として建築されました。設計は後に日本武道館(にっぽんぶどうかん)や京都(きょうと)タワーを手掛けた山田守(やまだ まもる)氏によるもので、門司で最初の鉄筋コンクリート造りの建物です。建物には火災の時、ガラスの損傷や延焼を防ぐための「内田式(うちだしき)流水防火装置(りゅうすいぼうかそうち)」が設置されるなど、洗練された大正モダンと当時の先進性を今に伝えています。また、九州内では、長崎・福岡に次いで電話がつながるようになり、門司の繁栄を支えた重要拠点でもありました。

 館内には、グラハム・ベル電話機(復元)を始め、国産第1号電話機など、明治から現代に至るまでに活躍した電信・電話機等を展示しています。ダイヤル式の黒電話はもちろん、街角で親しまれてきたカラフルな公衆電話機は昭和の懐かしさにあふれ、写真映えするスポットにもなっています。

 明治23(1890)年に東京~横浜間で電話交換業務が始まった当時のように、交換手がつないでいた「磁石式(じしゃくしき)手動交換機(しゅどうこうかんき)」や、ダイヤルの動きに合わせて接続される「自動交換機」等の体験コーナーもあります。本物の電鍵(でんけん)で「トン」「ツー」(モールス信号)にチャレンジしたり、災害時や緊急時にも役立つ「災害用伝言ダイヤル(171)」等の利用方法を楽しみながら学んだりできます。館内展示品等のデータベース化に加え、旧式交換機のアーカイブ化を予定するなど、貴重な史料を後世に残すための仕組みづくりも行っています。門司港レトロ散策の際には、是非当館にもお立ち寄り下さい。

 館内には趣味の写真や作品などの展示ができるコミュニティスペース(無料)があります。コロナ感染防止のため、現在はご利用を中止していますが、みなさまの力作を展示できる日を心待ちにしています。

館長 江後 紀久子 (えご きくこ)

  

■住 所  北九州市門司区浜町4番1号   ■TEL・FAX   093-321-1199               

※JR門司港駅下車、徒歩で約10分     

■入 館 料    無 料

■開館時間   9:00~17:00(入館は16:30まで)   

■休 館 日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月3日)

■駐 車 場  乗用車4台程度可(車椅子専用含む)・バス2台(要予約)・駐輪スペース

■設 備 等  駐車場側出入口にスロープ・車椅子用トイレ(ベビーシート)・貸出用車椅子1台

 

直前ページに戻る

ここまで本文です。