6 サピエ図書館貸出ベスト5
(平成28年8月12日現在)
◆ 点字図書
第1位 「人魚の眠る家」 東野 圭吾 著 (全6巻)
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の2人。そんな彼等に悲
報が届く。娘がプールで溺れた。病院に駆けつけた2人を待っていたのは残酷な現実。
そして医師からは、思いもよらない選択を迫られ…。
第2位 「羊と鋼の森」 宮下 奈都 著 (全4巻)
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温か
く静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。2016年本屋大賞受賞作。
第3位 「からだ雑学事典」 佐伯 誠一 著 (全2巻)
人間のからだはカッコイイのかワルイのか。おもしろくてためになる、からだの雑学。
第4位 「サラバ! 下」 西 加奈子 著 (全6巻)
一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。ひとりの男の人生は、
やがて誰も見たことのない急カーブを描いて、地に堕ちていく。絶望のただ中で、宙吊
りにされた男は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ。第152回直木賞受賞作。
第5位 「耳は1分でよくなる!薬も手術もいらない奇跡の聴力回復法」
今野 清志 著 (全2巻)
耳がよくなると、人生がよくなる!「エア縄跳び」「チョッピング呼吸法」「スプーン
熱針療法」など、難聴だけでなく生活習慣病も改善する、中医学をベースにした7つ
の聴力回復トレーニングを紹介します。
◆ デイジー図書
第1位 「海の見える理髪店」 荻原 浩 著 (6時間12分)
ある想いを胸に秘め、古い理髪店を訪ねた「僕」と店主が交わす特別な時間…。表題作
など、永遠のようで儚い家族の日々を描く6編の物語。第155回直木賞受賞作。
第2位 「天才」 石原 慎太郎 著 (3時間57分)
幼少期のコンプレックス、政界入りのきっかけ、角福戦争の内幕、ロッキード事件の真
相、田中派分裂の舞台裏、家族との軋轢…。戦後日本の基盤を作り上げながら、毀誉褒
貶相半ばする田中角栄の汗と涙で彩られた生涯を描く。
第3位 「カエルの楽園」 百田 尚樹 著 (5時間35分)
安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国・ナ
パージュに辿り着く。そこではツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らして
いたが…。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。
第4位 「擬宝珠のある橋 髪結い伊三次捕物余話」
宇江佐 真理 著 (10時間55分)
惜しまれつつ亡くなった作家の、人気シリーズ最終巻。宇江佐真理氏がデビュー以来書
き続け多くのファンを獲得してきた「伊三次シリーズ」最終巻。文庫書下ろしの「月は
誰のもの」も収録。
第5位 「64(ロクヨン)」 横山 秀夫 著 (24時間3分)
昭和64年に起きた誘拐殺人事件。14年後、警察庁長官によるこの未解決の事件の視
察が決まり、様々な思惑が絡まり合う。県警の広報官の葛藤を描く。ドラマ、映画原作。