卓球バレー
館 長 安藤 薫
今年の夏は、オリンピックでたくさんの感動をいただきました。
卓球選手愛ちゃんの涙に私ももらい泣きしてしまいました。
この図書館だよりがお手元に届くころには、またパラリンピックで感動の涙を流して
いることと思います。
実は、西部会館の軽運動室には卓球台があり、盲人卓球用のサウンドボールも揃えて
います。が、卓球台に淵がない通常の卓球台のため先日サウンドテーブルテニスではな
く、「卓球バレー」を職員で行いました。
卓球バレーと言っても、卓球をしながらバレエを踊るわけではありません。
卓球台のネットを挟んで1チーム6人ずつが椅子に座って球を転がし、相手コートへ
3打以内で返すというゲームです。
ルールは6人制バレーボールを元に考案された為この名前がついたそうです。
障害の重い人も軽い人も、視覚、聴覚、肢体、知的の障害のある人も無い人も共に楽
しめるゲームです。ラケットは通常のラケットとは違い縦横とも30㎝以内の大きさの
木製の板を使用します。
いざプレーを始めると、我を忘れて強打の連続。ところがアイマスクを付けると球が
どこにあるのかさっぱりわからず勘の悪い事。
一番強かったのは視覚障害のある職員で「消える魔球」に全員唖然としました。笑い
と悲鳴をあげながらも職員同士楽しく盛り上がりました。
今度は利用者の皆さんと点図職員でぜひプレーしたいですね。