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はたらく

障がいのある方が働いている企業や事業所の紹介コーナー


「株式会社安川電機」


今回は、八幡西区黒崎に本社を置く「株式会社安川電機様」に、初のリモート取材をさせていただきました。


 

 安川電機は、2015年に創立100周年を迎え、次の100年のさらなる成長に向けてダイバーシティ(人材多様性)推進を掲げ、「多様な人材の強みを活かせる風土づくり」に取り組んでいます。

 

取り組みの特徴はつぎのとおり

1.多様性推進を業務改革、働き方改革も含めて多面的に推進している

2.性別、国籍、身体的な特徴、社歴、学歴、勤務体系、ライフスタイルなどの垣根なく「安川らしさ」をキーワードに「自由に発言でき、ボトムアップでチャレンジができる土壌」を広げている

3.「一人ひとりを大事にし、全ての従業員が働きがいや生きがいを持ち、能力を最大限に発揮できる」労働環境(制度・風土)づくりに努めている

 



◎人材多様性推進のミッション

1.多様な価値観や考え方を持った人材の採用と育成によって、環境変化に強い企業体質を構築します。

2.多様な意見や視点を取り入れ、イノベーションが必然的に起こる社風を創出します。

3.あらゆる差別要因を排除し、従業員の個性を認めることによって働きがいのある職場環境を実現します。



  

今回、取材させて頂いた中山さんは、入社28年目、肢体不自由(四肢麻痺)の為、現在は車いすで生活されており、今年の春より総務部多様性推進課でお仕事をされています。

 

Q 多様性推進課でのお仕事内容について教えてください。

 

A 障がいのある方の働きやすい職場環境の整備や、マイノリティ、女性の活躍推進の為さまざまな取り組みを

  行っています。 

 


Q 障がいのある人の配慮について、職場での改善点がありましたら教えてください。

 

A 以前は杖歩行だったのですが、転倒し車いす生活となった際、会社がスロープや障がい者用トイレの設置、

  車いすの導線の確保、エレベーターの開閉スピードの設定など迅速に対応してくれました。

  また、他の障がい者の方達に関しても、車いすの高さに合わせたキーボードの設置やコミュニケーション

  ツールの活用で働きやすさのサポートもしていただいています。

  個々に応じた受入れマニュアルもあり、障がいのある人にとって配慮された職場環境が整っています。

 


Q コロナ期間中はどうされていましたか?

 

A 在宅勤務を行い、必要な会議はリモートで行っていました。現在は、アルコール消毒やパーテーションの

  設置、時差出勤等で3密を回避し感染防止対策を行っています。

 


Q 会社に入社して良かったこと、又今後の目標について教えてください。

 

A 社会参加の場を頂いたと思っています。現在、目的・目標を持てている自分があるのは、働きやすい環境を

  整備していただいた会社のおかげだと思うし、不安なことや気づいたことは、全て伝えられる環境も整って

  います。

  常に、コミュニケーションを大切にし、これから入ってくる方や今現在働いている方のために、今後も働き

  やすい職場環境の整備に努めていきたいと考えています。

 

 

  中山さん、貴重なお時間ありがとうございました。益々のご活躍期待しています。

 

 

 

新本社
スロープの設置
仕事をしている中山さん

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集う (障害者福祉会館)

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