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しんしょう協会 (北九州市身体障害者福祉協会)

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九州ブロック身体障害者相談員研修会に参加してきました

 令和4年11月18日(金)、鹿児島サンロイヤルホテルにて第29回九州ブロック身体障害者相談員研修会が開催されました。

 従来は、1日目が相談員研修、2日目が九身連福祉大会というスケジュールとなるため、観光ツアーをセットにした1泊2日で参加をしていました。しかし今回は、全国大会を福岡県が担当した関係で、九身連福祉大会はなく相談員研修会のみとなったため、新幹線による移動時間の短縮とコロナ禍の事情も考慮し、日帰りの弾丸ツアーとさせていただきました。


 第1部では、組織活動功労表彰として北九州市難聴者・中途失聴者協会の神矢徹石(かみや てつじ)さん、特別表彰として「北九州失語症友の会あすの会」の山下省三(やました しょうぞう)さんが表彰されました。日頃の活動の功績が認められたこの度の栄えある受賞、お2人ともおめでとうございました。


 第2部では、阿部一彦(あべ かずひこ)日身連会長が「障害者施策の動向と障害者相談員の役割」というテーマで講演され、障害者権利条約の内容に関する今の日本政府の取り組み報告を受け、女性障害者の権利、手話言語の認定、精神障害者の強制入院の問題などに関する、障害者権利委員会から日本政府へ勧告された内容について説明がありました。また、同じ体験を共有しているピアサポーターとして期待される障害者相談員の役割についてもお話がありました。


▲相談員による事例発表の様子

 続いて「災害時の障害者の安全と身体障害者相談員の役割」というテーマでシンポジウムが行なわれ、相談員の発表者から事例発表が行われました。九州北部豪雨の経験を受けて、同じ地域の人たちが声をかけ合い、支援が必要な人には避難を手伝う連携が出来るようになったという発表や、熊本地震の経験から、災害時のオストメイトの交換装具やオストメイトトイレの情報提供を、スマートフォンのアプリを活用して行う仕組みを現在開発中といった発表などが行なわれました。


▲北九州からの参加者9名(鹿児島中央駅にて)

 朝8時に出発し17時終了後にはすぐ帰路につくという、あっという間に駆け抜けた研修会でしたが、少しだけの観光とお土産、また鹿児島料理と白くまも堪能できましたので、参加者の皆さまにも満足いただけた研修会だったのではないでしょうか?


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