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ひと

私達の健康は私たちの手で

北九州市戸畑区食生活改善推進員協議会

会長 小畑 由紀子氏(おばた ゆきこ) 

 食生活改善推進員(ヘルスメイト)は、「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに幼児から高齢者まで、生涯における健康づくり活動を、食を通して地域において推進しているボランティアです。食育アドバイザーでもあります。

私の活動歴は26年になります。戸畑区役所、区内市民センターが主な活動の場になっていますが、北九州市内でのイベントにも関わっています。

子どもの館で子育て支援のおやつ作り、おやこの食育教室、健康料理普及講習会、男性のための料理教室、やさしい在宅介護食教室、生涯骨太(ほねぶと)クッキング、減塩普及講習会、世代別に取り組む生活習慣病予防のためのスキルアップ事業、高齢者対象の「ふれあい昼食交流会」などに取り組んでいます。健康料理普及講習会と「ふれあい昼食交流会」は毎月実施しています。これらは生活習慣病予防や低栄養予防のために、バランスの摂(と)れた食生活やうす味でも美味しい減塩、野菜1日350gの摂取などを推進し、健康寿命の延伸(えんしん)に繋がる活動をしています。

平成28年7月から北九州市立東部障害者福祉会館主催の料理教室にお声かけ頂き、役員5名で実施させて頂き続いています。初日は参加者の皆さんがどれ位料理が出来るのか心配していましたが、終了時点でその心配はなくなりました。メニューの説明も良く聞いてから調理に入ります。皆さん一生懸命に出来るところをしています。助け合いや譲り合いもあり、皆で作り上げる様子は他の教室と同じでした。作った料理を一緒に食べる事で会話が弾み、笑顔も浮かびます。2回目からは楽しみにしてくださり、こちらも嬉しく思っています。また、育成会や母子・父子料理教室からも依頼があり、こちらの調理室で料理教室を実施しています。

食べる事は生きること、生きることは食べることと言われます。障害のある人もない人も生きることは同じです。これからも一緒に楽しく美味しく料理教室を行っていきたいと思っています。

 

北九州市戸畑区食生活改善推進員協議会 会長 小畑 由紀子氏
減塩普及活動の様子

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集う (障害者福祉会館)

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