合理的配慮で暮らしやすく

合理的配慮を知るうえで、「医療モデル」「社会モデル」という言葉がありますが、どういう意味ですか?

障害に対する考え方・視点の違いです。
「医療モデル」は
「障害は個人の問題である」 という考え方。
つまり本人が努力することで社会に適応するべきという前提に立っています。
「医療モデル」の考え
下肢の機能に障害がある
そのひと個人の問題である
「社会モデル」の考え
段差が車いすの移動を妨げている
人と環境の間に障害がある
対して「社会モデル」は
「障害は個人の問題だけではなく、社会も作り出している」という考え方です。
社会が作り出している問題は、それを解消するのは社会の責務である、ということです。
合理的配慮とは、障害のある人が日常生活や社会生活を送る上で制約となる社会的障壁(バリア)を取り除くために、個々の状況に応じて行われる調整や変更のことで、社会モデルの考え方です。
そして障壁(バリア)のない社会は、だれもが暮らしやすい社会ではないでしょうか。
合理的配慮が必要なとき、どこへ相談すればよいでしょう?
そんなときは、北九州市役所8階にある「障害者差別解消相談コーナー」までどうぞ。障害のある当事者・関係者に限らず、事業者の方からの相談も受け付けています。
次は、実際にあった事例をご紹介します。
解決事例のひとつをご紹介
言語障害者
電話ができないのに、電話番号しか載ってない
相談内容は・・・
言語障害があるため、電話による意思疎通が難しい。事業者へ問い合わせを行う場合、問い合わせ手段が電話だけに限定されているため、必要な確認を行えない。
電話以外の連絡手段を用意してもらえないだろうか。

専門相談員
・・・とお困りの方がいるのですが
事業者
まあ!それは配慮に欠けていました
相談者からの申し出を受け、事業者に状況の確認を行ったところ・・・
・現在、問い合わせ手段としては、電話しかない。FAXでの受付も実施していない。
・障害特性に応じた連絡手段の確保が必要であるといった視点については欠けていた。

『合理的配慮』
とりあえず、その方には
こちらのメールアドレスへメールいただけますか?
今後のことは、ちょうどHPリニューアルの計画があるので、検討します
事業者と専門相談員が調整した結果・・・
・当面の間は、事業者が別の用途で使用しているメールアドレスを相談者に伝え、連絡を取ることとする。(合理的配慮)
・今後、ホームページをリニューアルする予定があるので、新たに問合せフォームを作成し、メールでのやり取りも可能とする。(環境の整備)

ホームページが新しくなって、お問い合わせフォームができている!
その後、メールでの問い合わせが可能となり、問題解決に至った。
障害者差別解消相談コーナー
(北九州市役所8階 障害福祉企画課内)
☎ 093-582-5515 FAX 093-582-5516
相談時間 平日 8時30分から17時
(土曜日、日曜日、祝日及年末年始を除く)











