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機関誌「しんしょうだより」

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LENCONのはじめの一歩

この白いのは何?わ~気持ち悪い! 永松 玲子(ながまつ れいこ)

 

※サリドマイドの薬害のため、両肩から数本の指が少し出ていて、左目は失明、右目も眼球振動があり弱視(近づけば人がいるか識別できる)

 

 重たい砂袋を両肩に乗せての訓練にだいぶん慣れた頃、「玲子ちゃん、今日は訓練をしないで違う所へ行くよ」と言われ、ひのみね学園を出ました。

 あの頃の私は砂袋の訓練に慣れたとはいえ、かなり精神的に疲れてしまっていて、あの訓練がないというだけですごくホッとし、目的地に着くまでは眠ってしまったと思います。

 先生から声を掛けられふらふらしながら入った場所はすごく大きな病院で、「今度はここに移されると?」と聞きました。すると先生は笑いながら「違うよ。今日はここで電動(でんどう)義手(ぎしゅ)の形取りをして帰るよ。でもその形取りはちょっと時間がかかると思うよ」と言われ、頭の中は「?」でいっぱいになり、不安な気持ちでドキドキしました。

大きな病院の中をエレベーターに乗ったり歩いたりしながら、やっと1つの小部屋みたいな場所に入りました。部屋全体の広さは憶えていませんが、人が乗れるくらいの冷たくて黒い台があり、白衣を着た先生からその台に乗り、上半身の服を脱ぐように言われました。

服を脱ぎ終えると、今度は見た目が包帯のようなものを上半身にぐるぐる巻かれていき、その感触がなんとも気持ちが悪く、「この白いものは何?わ~気持ち悪い!」と叫んでしまいました。

 すると白衣を着た先生が、「これはギプスと言って足が悪い人達の補装具を作ったりする前の形取りだよ。玲子ちゃんのお友達にも補装具を着けてる人何人もいるでしょ?」と言われ、私は、「そういえば、足立学園の友達に、重たそうな補装具を着け、歩く訓練をしている友達がいたなぁ」と思い出しました。

 私の体をぐるぐる巻いていく包帯のような、感触はべたべたする変な感じのギプス。それは私の体をどんどん絞めつけギブスが乾いた時にはとても苦しかったのを憶えています。

 乾いたギプスを取る時はこれがまた恐怖で、刃先の太い刃物でギプスを裂いていくんです。私は必至でお腹を引っ込め、ギプスから体を離していきました。

 そして心の中で、「もうすぐ電動技手で自転車に乗れる」その日を夢見て形取りを終えました。

 

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