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北九州市立障害者福祉会館の歩み

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北九州市立障害者福祉会館の歩み

 さてさて、1979年(昭和54年)11月16日にオープン予定となった北九州市立障害者福祉会館(以下「会館」とする)は、その後どんな動きになったのでしょうか…

 

●オープン2

11月15日には北九州市長出席でオープニングセレモニーが開催されることが決まっており、10月15日に会館職員として採用された職員2名が、セレモニーの準備に追われました。採用された時の事務室には、机と椅子しかなく、事務用品から整備をしなければならない状況でした。

11月16日から会館利用が始まります。その受付のための書類などもなく、当時2年前にオープンしていた北九州市立障害者スポーツセンターの書類を参考に、とりあえず手書きの受付書類を準備しました。

講座については、朝日カルチャセンターに相談に行き、編み物の先生と料理の先生を紹介してもらいました。あと視覚障害者団体からの紹介で、当時その団体に茶道と生け花を教えていた先生と、別の団体から障害当事者の珠算の先生を紹介してもらい、講座開講の準備を進めました。

会館オープン前日のオープニングセレモニーでは、飲み物とオードブルが準備されましたが、オードブルに手をつける人はほとんどありませんでした、残ったハムは、職員が貰い1か月近く弁当のおかずになりました。ハムがこわい思い出です!!

(文責:たけちゃん)

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