協会(きょうかい)のSDGsへの取り組み(とりくみ)

活用(かつよう)できる制度(せいど)があるにも関わら(かかわら)ず制度(せいど)の存在(そんざい)を知ら(しら)ないことで利益(りえき)を享受(きょうじゅ)できない、また制度(せいど)のことは知っ(しっ)ていても使い方(つかいかた)が分から(わから)ない、そのような人(ひと)たちへ、当事者(とうじしゃ)団体(だんたい)である協会(きょうかい)が持つ(もつ)ノウハウや人材(じんざい)、ネットワークを用い(もちい)て啓発(けいはつ)・情報(じょうほう)提供(ていきょう)を行い(おこない)、あらゆる世代(せだい)の障害(しょうがい)福祉(ふくし)を推進(すいしん)していきます。

お互い(おたがい)の多様(たよう)性(せい)を認め(みとめ)合い(あい)、共に(ともに)生きる(いきる)社会(しゃかい)づくりは、協会(きょうかい)のビジョン「すべての市民(しみん)にとって暮らし(くらし)やすいまちづくり・ひとづくり」の実現(じつげん)につながります。

出前(でまえ)講演(こうえん)による地域(ちいき)への啓発(けいはつ)活動(かつどう)など、障害(しょうがい)のある人(ひと)たちの話(はなし)を地域(ちいき)へ届ける(とどける)活動(かつどう)を通じ(つうじ)、多様(たよう)性(せい)を認め(みとめ)合う(あう)社会(しゃかい)づくりを進め(すすめ)ます。

排泄(はいせつ)は、人間(にんげん)が生き(いき)ていくための基本(きほん)的(てき)な欲求(よっきゅう)の一つ(ひとつ)です。

誰(だれ)もが利用(りよう)しやすく、必要(ひつよう)な時(とき)にいつでも利用(りよう)できるトイレを１つでも増やし(ふやし)ていくことは、まちづくりの観点(かんてん)からも大切(たいせつ)なことです。

私(わたし)たちの日常(にちじょう)生活(せいかつ)に不可欠(ふかけつ)なトイレの環境(かんきょう)について、既存(きそん)のものの改修(かいしゅう)や新設(しんせつ)時(じ)の意見(いけん)交換(こうかん)など、関係(かんけい)団体(だんたい)と連携(れんけい)して点検(てんけん)・要望(ようぼう)活動(かつどう)を行い(おこない)、誰(だれ)もが使い(つかい)やすいトイレづくりを進め(すすめ)ます。

平成(へいせい)２８年(ねん)４月(しがつ)に障害(しょうがい)者(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)法(ほう)がスタートしましたが、いまだに続い(つづい)ている偏見(へんけん)などから、辛く(つらく)悲しい(かなしい)思い(おもい)をしている障害(しょうがい)のある人(ひと)たちはたくさんいます。

令(りょう)和(わ)３年(ねん)５月(ごがつ)、民間(みんかん)事業(じぎょう)者(しゃ)による合理(ごうり)提(ひさげ)配慮(はいりょ)の提供(ていきょう)を義務付け(ぎむづけ)た、改正(かいせい)障害(しょうがい)者(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)法(ほう)が成立(せいりつ)、３年(ねん)以内(いない)に施行(しこう)されますが、この法律(ほうりつ)の存在(そんざい)はまだまだ社会(しゃかい)へ認知(にんち)されていません。

共に(ともに)生きる(いきる)社会(しゃかい)づくりに向け(むけ)、お互い(おたがい)を知る(しる)ための地域(ちいき)との接点(せってん)を作り(つくり)、差別(さべつ)解消(かいしょう)法(ほう)を含め(ふくめ)た、障害(しょうがい)のある人(ひと)たちのこと困り(こまり)ごとを地域(ちいき)に知っ(しっ)てもらう活動(かつどう)を進め(すすめ)、障害(しょうがい)のある人(ひと)とない人(ひと)の機会(きかい)均等(きんとう)、不平等(ふびょうどう)の是正(ぜせい)へとつなげていきます。

公共(こうきょう)交通(こうつう)や都市(とし)空間(くうかん)のバリアフリーへの取り組み(とりくみ)は、協会(きょうかい)のビジョン「すべての市民(しみん)にとって暮らし(くらし)やすいまちづくり・ひとづくり」の実現(じつげん)につながります。

既存(きそん)のものはバリアフリーに、これからつくるのものはユニバーサルに、未来(みらい)の北九州(きたきゅうしゅう)市(し)が全て(すべて)の人(ひと)にとって住み(すみ)やすい街(まち)となるよう、関係(かんけい)団体(だんたい)と連携(れんけい)して、ハード・ソフト両面(りょうめん)から点検(てんけん)・要望(ようぼう)活動(かつどう)を進め(すすめ)ていきます。