情報提供事業担当 室元 武史
「すごい、日に焼けとーね。何かスポーツでも、しよると?」と暑い季節になると言われる私。カンカン照りの中一日中、小学生になる息子2人のサッカーの試合の応援で、日に焼けてしまうのです。大変ですが、スポーツマンに間違われるのはちょっと得した気分です。
しかしなぜ、日焼けでヒリヒリになり大変な思いをしてまで、応援をするのでしょうか。私が小さかった頃、保護者の方々が汗水流しながら、子供たちのスポーツ等の手伝い・応援をしているのを見て、なぜ自分のことでもないのにそんなに一生懸命にできるのか理解できませんでした(生意気なことを言って申し訳ありません)。
大人になって、自分の息子たちがサッカーをすることになったので、当時思っていた理解できない保護者の立場に私がなってしまいました。試合の日は、朝早く息子たちをたたき起こし、眠たい中送迎して、会場でテントを立て、補水用のお茶・氷を準備し、昼食を急いで食べさせ、時には試合の合間で子供たちの練習の相手をしたり、試合後のケガの手当て、落ち込んでたらメンタルのケアをする等・・・やることを書き出していたら、だんだん憂鬱になってきました。でも大変だけど、試合で子供たちが一生懸命汗を流しながら立ち向かっていった先の、勝利の笑顔や、敗北の涙に心を打たれ、成長していく姿を見ることで感動し、自然と心から応援している自分がいました。自分の大変さ以上に、人を応援することの喜びが勝っていました。応援される人が力をもらい、また応援する人も感動をもらう。応援ってすばらしいことだと思いました。
私は、図書館では、ICT(情報通信技術)サポート等の業務に携わっています。皆さんがICTを活用し読書や生活に活かせるよう、応援をしていきたいと思います。
皆さんには、応援している人はいますか?もしいなければ、図書館に一人、応援されたい男がいます。仕事の力になるので、応援を心からお待ちしております!