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理事(りじ)(ちょう)就任(しゅうにん)のご挨拶(あいさつ)

しんしょう協会について

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竹田(たけだ)理事(りじ)(ちょう)

公益(こうえき)財団(ざいだん)法人(ほうじん)北九州(きたきゅうしゅう)()身体(しんたい)障害(しょうがい)(しゃ)福祉(ふくし)協会(きょうかい) 理事(りじ)(ちょう) 竹田(たけだ)(たけだ) (えい)(じゅ)(ひでき)


 障害(しょうがい)のある(ひと)社会(しゃかい)参加(さんか)推進(すいしん)するために施行(しこう)された「障害(しょうがい)(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)(ほう)」は、(りょう)()(ねん)5月(ごがつ)改正(かいせい)され、合理(ごうり)(てき)配慮(はいりょ)提供(ていきょう)事業(じぎょう)(しゃ)にも義務(ぎむ)()されることになりました。

 この改正(かいせい)障害(しょうがい)(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)(ほう)(りょう)()(ねん)4月(しがつ)(にち)施行(しこう)されるという制度(せいど)変わり目(かわりめ)大切(たいせつ)時期(じき)に、(わたし)理事(りじ)(ちょう)という大役(たいやく)仰せつかり(おおせつかり)ました。

 昭和(しょうわ)48(ねん)7月(しちがつ)設立(せつりつ)された(とう)協会(きょうかい)は、(りょう)()年度(ねんど)に50周年(しゅうねん)迎え(むかえ)ました。

 (むかし)のことを振り返っ(ふりかえっ)てみると、(わたし)がまだ建築(けんちく)仕事(しごと)をしていた昭和(しょうわ)53(ねん)柴田(しばた)(しばた)泰博(やすひろ)(やすひろ)(ぜん)理事(りじ)(ちょう)が、障害(しょうがい)のある(ひと)福祉(ふくし)映画(えいが)実行(じっこう)委員(いいん)募集(ぼしゅう)しているという新聞(しんぶん)記事(きじ)()て、実行(じっこう)委員(いいん)応募(おうぼ)する電話(でんわ)をしたのが障害(しょうがい)(しゃ)福祉(ふくし)関わる(かかわる)ようになったきっかけでした。

 それまでは、障害(しょうがい)のある(ひと)がどのような状況(じょうきょう)置か(おか)れているか(なに)知り(しり)ませんでしたが、状況(じょうきょう)分かる(わかる)ようになるとそれは(こく)(ひど)いものでした。車いす(くるまいす)使用(しよう)している友人(ゆうじん)とお(みせ)入ろう(にゅうろう)としたら、店員(てんいん)から「車いす(くるまいす)()(ひと)迷惑(めいわく)になるので()(みせ)行っ(いっ)てください」と言わ(いわ)れ、バスに乗ろ(のろ)うとすると運転(うんてん)(しゅ)車いす(くるまいす)見る(みる)やいなやドアを閉め(しめ)出発(しゅっぱつ)する、タクシーに()上げ(あげ)てサインを送っ(おくっ)ても車いす(くるまいす)見る(みる)(とま)まってくれない、などなど…。

 特に(とくに)一番(いちばん)困っ(こまっ)たのが、車いす(くるまいす)使用(しよう)できるトイレが、(まち)(ちゅう)にほとんど無い(ない)ことでした。

 このような障害(しょうがい)のある(ひと)置か(おか)れている状況(じょうきょう)少し(すこし)でも変える(かえる)ために障害(しょうがい)(しゃ)福祉(ふくし)仕事(しごと)にしたいと思う(おもう)ようになり、昭和(しょうわ)54(ねん)10月(じゅうがつ)(とう)協会(きょうかい)(にゅう)(しょく)しました。協会(きょうかい)入っ(はいっ)て2(ねん)()昭和(しょうわ)56(ねん)には「国際(こくさい)障害(しょうがい)(しゃ)(ねん)」を迎え(むかえ)、この(とし)契機(けいき)障害(しょうがい)のある(ひと)たちの環境(かんきょう)良く(よく)なってきたと思い(おもい)ます。(わたし)もそのような変化(へんか)間近(まぢか)感じ(かんじ)ながら、平成(へいせい)26(ねん)協会(きょうかい)定年(ていねん)退職(たいしょく)するまでの34年間(ねんかん)障害(しょうがい)のある(ひと)社会(しゃかい)参加(さんか)関わっ(かかわっ)てきました。

 国際(こくさい)障害(しょうがい)(しゃ)(ねん)から40(ねん)以上(いじょう)経過(けいか)しましたが、障害(しょうがい)のある(ひと)へのハード(めん)での環境(かんきょう)変わっ(かわっ)てきたものの、ソフト(めん)劇的(げきてき)変わっ(かわっ)たかというと、決して(けっして)そうではありません。

 平成(へいせい)28年度(ねんど)北九州(きたきゅうしゅう)()障害(しょうがい)のある(ひと)5,600(にん)対象(たいしょう)実施(じっし)した『障害(しょうがい)()(しゃ)(とう)実態(じったい)調査(ちょうさ)』の回答(かいとう)では「差別(さべつ)受け(うけ)たり、いやな思い(おもい)をしたりしたことがある」と回答(かいとう)した(ひと)(やく)50%もおり、(りょう)()年度(ねんど)実施(じっし)した調査(ちょうさ)でも(やく)45%と、2(にん)に1(にん)がまだ何らかの(なんらかの)差別(さべつ)感じ(かんじ)ているという結果(けっか)でした。

 「地域(ちいき)社会(しゃかい)(なか)で、障害(しょうがい)のある(ひと)安心(あんしん)し、生きがい(いきがい)持っ(もっ)自立(じりつ)した生活(せいかつ)営む(いとなむ)ことができる社会(しゃかい)実現(じつげん)目指す(めざす)」というミッションを掲げる(かかげる)(とう)協会(きょうかい)定款(ていかん)(ていかん)には「障害(しょうがい)(しゃ)日常(にちじょう)生活(せいかつ)及び(および)社会(しゃかい)生活(せいかつ)総合(そうごう)(てき)支援(しえん)する」取り組み(とりくみ)があります。

 柴田(しばた)(ぜん)理事(りじ)(ちょう)からバトンを受け取っ(うけとっ)(わたし)今後(こんご)協会(きょうかい)理念(りねん)及び(および)(くに)の「障害(しょうがい)(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)(ほう)」、北九州(きたきゅうしゅう)()の「障害(しょうがい)(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)条例(じょうれい)」の考え方(かんがえかた)基本(きほん)として、障害(しょうがい)のある(ひと)安心(あんしん)して暮らす(くらす)ことができる社会(しゃかい)実現(じつげん)するため、協会(きょうかい)取り組み(とりくみ)進め(すすめ)ていく所存(しょぞん)です。

 みなさまのご支援(しえん)、ご協力(きょうりょく)をよろしくお願い(おねがい)いたします。


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