スクリーンリーダー(よう)表示(ひょうじ)内容(ないよう)最適(さいてき)()

音声(おんせい)ブラウザ向け(むけ)ページ(ない)リンク

本文(ほんぶん)進み(すすみ)ます

メインナビゲーションへ進み(すすみ)ます

ページナビゲーションへ進み(すすみ)ます

音声(おんせい)ブラウザ向け(むけ)リンク終了(しゅうりょう)

ここからメインナビゲーションです。

ここまでメインナビゲーションです。

 ホーム > しんしょう協会(きょうかい)について > (だい)71(ごう) > 

北九州(きたきゅうしゅう)(さい)発見(はっけん)!!~ユニバーサルな観光(かんこう)スポットを♪~

しんしょう協会について

ここから本文(ほんぶん)です。

北九州(きたきゅうしゅう)(さい)発見(はっけん)!!~ユニバーサルな観光(かんこう)スポットを♪~

(みなみ)ゲートに設置(せっち)されたキリンエレベーター
乗り(のり)(ぐち)広く(ひろく)なった四角い(しかくい)ゴンドラ(エレベーター右側(みぎがわ)

(いた)()(もり)公園(こうえん)

 

 北九州(きたきゅうしゅう)()生まれ(うまれ)育っ(そだっ)(ひと)ならば、(だれ)もが知っ(しっ)ている「(いた)()(もり)公園(こうえん)」。前身(ぜんしん)である「到津遊園(いとうずゆうえん)」という名前(なまえ)(ほう)聞き(きき)馴染み(なじみ)がある(ひと)多い(おおい)かもしれませんが、昭和(しょうわ)7(1932)(ねん)開園(かいえん)した「到津遊園(いとうずゆうえん)」は、平成(へいせい)12(2000)(ねん)経営(けいえい)不振(ふしん)から閉園となりました。しかし、存続(そんぞく)強く(つよく)願う(ねがう)市民(しみん)(こえ)によって整備(せいび)され、2(ねん)()平成(へいせい)14(2002)(ねん)再び(ふたたび)市民(しみん)動物(どうぶつ)(えん)(いた)()(もり)公園(こうえん)」として開園(かいえん)しました。開園(かいえん)から20(ねん)過ぎ(すぎ)(いた)()(もり)公園(こうえん)では(いま)着々(ちゃくちゃく)とバリアフリー()進ん(すすん)でいると聞き(きき)訪ね(たずね)てみました。


 公園(こうえん)元々(もともと)丘陵(きゅうりょう)()(きゅうりょうち)に作ら(つくら)れたこともあって、(えん)()には坂道(さかみち)多く(おおく)高齢(こうれい)(ほう)車いす(くるまいす)(ほう)周り(まわり)にくいという難点(なんてん)がありました。以前(いぜん)は、バス通り(どおり)面し(めんし)南側(みなみがわ)入口(いりぐち)もちょっとした(さか)上がっ(あがっ)たところにありましたが、(じつ)(じっ)(すん)(だい)(すんだい)のキリンの()描か(えがか)れたエレベーターが設置(せっち)され、フラットな場所(ばしょ)から入園(にゅうえん)できるように改良(かいりょう)されています。園内(えんない)も、勾配(こうばい)(こうばい)がやや(きゅう)(ところ)には、フラットなウッドデッキにつながるエレベーターが設置(せっち)されています。ライオンやゾウやキリンなど人気(にんき)動物(どうぶつ)たちはフラットなエリアにいるので、障害(しょうがい)のある(ひと)小さな(ちいさな)お子さん(おこさん)連れ(づれ)(ほう)も、広範囲(こうはんい)周り(まわり)やすくなった印象(いんしょう)です。(えん)では車いす(くるまいす)やベビーカーの貸出(かしだし)もしています。


 ひときわ小高い(こだかい)(おか)(うえ)から北九州(きたきゅうしゅう)市内(しない)一望(いちぼう)できる観覧(かんらん)(しゃ)(かんらんしゃ)は、到津遊園(いとうずゆうえん)時代(じだい)からのランドマーク。大き(おおき)さを誇る(ほこる)昨今(さっこん)観覧(かんらん)(しゃ)とは一線(いっせん)(いっせん)を()(かく)し、昭和(しょうわ)程よい(ほどよい)サイズで回っ(まわっ)ています。ゴンドラのうち(いち)()車いす(くるまいす)のまま乗れる(のれる)ように乗り(のり)(ぐち)広く(ひろく)なっていました。乗り場(のりば)まではエレベーターで無理(むり)なく移動(いどう)できますが、乗り場(のりば)至る(いたる)坂道(さかみち)は、少々(しょうしょう)頑張ら(がんばら)ないといけません。


()目的(もくてき)トイレ

 ()目的(もくてき)トイレも、園内(えんない)(よう)所要(しょよう)(しょ)設置(せっち)されていました。オストメイト対応(たいおう)トイレや大人(おとな)(よう)ベットを設置(せっち)したトイレも複数(ふくすう)ありますので、予め(あらかじめ)案内(あんない)(しょ)確認(かくにん)すると安心(あんしん)です。

 印象(いんしょう)(てき)だったのは、男性(だんせい)使える(つかえる)ベビールーム!「子ども(こども)のオムツを替える(かえる)場所(ばしょ)無い(ない)」と嘆く(なげく)お父さん(おとうさん)たちの(こえ)受け(うけ)て、新設(しんせつ)したトイレには「(だれ)でも使える(つかえる)ベビールーム」を作っ(つくっ)たそうです。今後(こんご)男性(だんせい)トイレにもオムツ替え(かえ)(だい)増設(ぞうせつ)されるかもしれません。

 「(いま)動物(どうぶつ)たちも福祉(ふくし)時代(じだい)なんですよ」と、お話(おはなし)伺っ(うかがっ)担当(たんとう)平野(ひらの)さんが教え(おしえ)てくださいました。「動物(どうぶつ)たちの生活(せいかつ)環境(かんきょう)にコンクリートではなく()入れ(いれ)(みどり)植え(うえ)たり、退屈(たいくつ)しないように遊具(ゆうぐ)置い(おい)たり…動物(どうぶつ)たちのためにと進め(すすめ)ていくと、小さな(ちいさな)お子さん(おこさん)車いす(くるまいす)(ほう)から動物(どうぶつ)見え(みえ)にくくなってしまって。これでは動物(どうぶつ)優しく(やさしく)ても(ひと)優しく(やさしく)ないですよね。難しい(むずかしい)ところです」

 

 (えん)(いち)(かく)には、昭和(しょうわ)から手つかず(てつかず)自然(しぜん)がそのまま残る(のこる)エリアがあります。鬱蒼(うっそう)(うっそう)とした木々(きぎ)からは(もり)のエネルギーが漂っ(ただよっ)ていました。「自然(しぜん)動物(どうぶつ)(にん)にやさしい施設(しせつ)づくり」をコンセプトに掲げ(かかげ)た「(いた)()(もり)公園(こうえん)」―(なん)()でも訪れ(おとずれ)たくなる理由(りゆう)市民(しみん)愛さ(あいさ)続ける(つづける)理由(りゆう)は、そこにあるのかもしれません。


 FreeAudioGuidanceの表示(ひょうじ)のある(しし)(しゃ)ではスマートフォンで音声(おんせい)ガイドを聞く(きく)ことができる

(いた)()(もり)公園(こうえん)HP

(いた)()(もり)公園(こうえん)

〒803-0845福岡(ふくおか)(けん)北九州(きたきゅうしゅう)()小倉北(こくらきた)()上到津(かみいとうづ)4-1-8

TEL:093-651-1895(9:00~17:00) FAX:093-651-1917 

 


ここまで本文(ほんぶん)です。

印刷用のページを表示する