令(りょう)和(わ)６年度(ねんど)事業(じぎょう)計画(けいかく)

活動(かつどう)方針(ほうしん)

ミッション（理念(りねん)）

　地域(ちいき)社会(しゃかい)の中(なか)で、障害(しょうがい)のある人(ひと)が安心(あんしん)し、生きがい(いきがい)を持っ(もっ)て自立(じりつ)した生活(せいかつ)を営む(いとなむ)ことができる社会(しゃかい)の実現(じつげん)を目指し(めざし)ます。

ビジョン（目的(もくてき)）

　障害(しょうがい)福祉(ふくし)の視点(してん)から、すべての市民(しみん)にとって暮らし(くらし)やすいまちづくり・ひとづくりに取り組み(とりくみ)ます。

バリュー（活動(かつどう)姿勢(しせい)）

　○障害(しょうがい)のある人(ひと)たちの権利(けんり)を守る(まもる)活動(かつどう)をします。

　○障害(しょうがい)のある人(ひと)たちの声(こえ)を聞き(きき)、求め(もとめ)られるニーズに応える(こたえる)活動(かつどう)をします。

　○個々(ここ)の障害(しょうがい)を理解(りかい)し、障害(しょうがい)のある人(ひと)の立場(たちば)に立っ(たっ)た視点(してん)で活動(かつどう)をします。

　○障害(しょうがい)のある人(ひと)が自分(じぶん)の生き方(いきかた)を選択(せんたく)できるよう、生活(せいかつ)を支援(しえん)する活動(かつどう)をします。

　○障害(しょうがい)のある人(ひと)の生きがい(いきがい)へとつながる、芸術(げいじゅつ)・文化(ぶんか)・スポーツ支援(しえん)の活動(かつどう)をします。

　○障害(しょうがい)のある人(ひと)と地域(ちいき)との架(か)(か)け橋(はし)(はし)となる活動(かつどう)をします。

　○関係(かんけい)機関(きかん)・団体(だんたい)と協力(きょうりょく)、連携(れんけい)して活動(かつどう)をします。

　令(りょう)和(わ)５年度(ねんど)で設立(せつりつ)５０周年(しゅうねん)の節目(ふしめ)を迎え(むかえ)た身障(しんしょう)協会(きょうかい)は、令(りょう)和(わ)６年度(ねんど)から次(つぎ)の５０年(ねん)へ向け(むけ)た新た(あらた)なステージへと移行(いこう)します。

　障害(しょうがい)福祉(ふくし)の制度(せいど)がまだまだ十分(じゅうぶん)ではなかった時代(じだい)に５区(く)、３部会(ぶかい)で発足(ほっそく)し、制度(せいど)が足り(たり)ないところを要望(ようぼう)活動(かつどう)により事業(じぎょう)化(か)、受託(じゅたく)という形(かたち)で勝ち取っ(かちとっ)てきた当(とう)協会(きょうかい)も、現在(げんざい)は、障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)管理(かんり)運営(うんえい)の指定(してい)管理(かんり)者(しゃ)になるまで大きく(おおきく)なりました。しかし、現在(げんざい)では、活動(かつどう)の基盤(きばん)となった会員(かいいん)組織(そしき)の運動(うんどう)団体(だんたい)としての機能(きのう)も、高齢(こうれい)化(か)や役員(やくいん)の担い手(にないて)不足(ふそく)などから弱まり(よわまり)、休会(きゅうかい)、解散(かいさん)が相次ぐ(あいつぐ)など、協会(きょうかい)発足(ほっそく)時(じ)には想像(そうぞう)もできなかった事態(じたい)に見舞わ(みまわ)れています。

　そうした状況(じょうきょう)を打開(だかい)すべく、令(りょう)和(わ)５年度(ねんど)末(まつ)に、解散(かいさん)した団体(だんたい)の個人(こじん)会員(かいいん)を集め(あつめ)た新しい(あたらしい)団体(だんたい)が会員(かいいん)団体(だんたい)として立ち上がり(たちあがり)、令(りょう)和(わ)６年度(ねんど)から本格(ほんかく)的(てき)な活動(かつどう)をスタートすることになります。当(とう)協会(きょうかい)も新しい(あたらしい)団体(だんたい)を含め(ふくめ)、会員(かいいん)団体(だんたい)と共に(とともに)知恵(ちえ)を出し合い(だしあい)ながら組織(そしき)の継続(けいぞく)と時代(じだい)に合わせ(あわせ)た活動(かつどう)に取り組ん(とりくん)でいきます。

　また、改正(かいせい)障害(しょうがい)者(しゃ)差別(さべつ)解消(かいしょう)法(ほう)が４月(しがつ)から施行(しこう)され、民間(みんかん)事業(じぎょう)者(しゃ)も合理(ごうり)的(てき)配慮(はいりょ)の提供(ていきょう)が義務(ぎむ)化(か)となります。障害(しょうがい)のある人(ひと)の困り(こまり)ごとについては、東西(とうざい)の障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)を拠点(きょてん)としてこれまでも啓発(けいはつ)の取り組み(とりくみ)を行っ(おこなっ)てきましたが、改正(かいせい)法(ほう)施行(しこう)のタイミングに合わせ(あわせ)て、より一層(いっそう)地域(ちいき)への啓発(けいはつ)に力(ちから)を入れ(いれ)ていきます。

　東部(とうぶ)・西部(せいぶ)障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)の指定(してい)管理(かんり)については、指定(してい)期間(きかん)が１年間(ねんかん)延長(えんちょう)となり、次期(じき)指定(してい)管理(かんり)者(しゃ)（第(だい)５期(き)）の公募(こうぼ)は令(りょう)和(わ)６年度(ねんど)に行わ(おこなわ)れます。協会(きょうかい)がこれまで４期(き)１８年(ねん)にわたり積み上げ(つみあげ)てきた実績(じっせき)をアピールし、次期(じき)指定(してい)管理(かんり)者(しゃ)として福祉(ふくし)会館(かいかん)の運営(うんえい)を任さ(まかさ)れるよう、特色(とくしょく)のある提案(ていあん)を行う(おこなう)ための準備(じゅんび)をしっかりと行っ(いっ)ていきます。

　事業(じぎょう)を実施(じっし)するにあたっては、東西(とうざい)の障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)を拠点(きょてん)とし、各(かく)セクションで事業(じぎょう)に取り組み(とりくみ)「地域(ちいき)社会(しゃかい)の中(なか)で、障害(しょうがい)のある人(ひと)が安心(あんしん)し、生きがい(いきがい)を持っ(もっ)て自立(じりつ)した生活(せいかつ)を営む(いとなむ)ことができる社会(しゃかい)の実現(じつげん)を目指す(めざす)」という理念(りねん)の下(した)、上記(じょうき)７つの活動(かつどう)姿勢(しせい)に基づい(もとづい)た活動(かつどう)を行っ(おこなっ)ていきます。

Ⅰ法人(ほうじん)運営(うんえい)

　公益(こうえき)法人(ほうじん)として自覚(じかく)と責任(せきにん)を持ち(もち)、北九州(きたきゅうしゅう)市(し)の障害(しょうがい)福祉(ふくし)の拠点(きょてん)となる指定(してい)管理(かんり)施設(しせつ)を運営(うんえい)する法人(ほうじん)として、厳しい(きびしい)時代(じだい)を生き残っ(いきのこっ)ていける法人(ほうじん)の体力(たいりょく)強化(きょうか)を目指し(めざし)、内外(ないがい)に向け(むけ)た取り組み(とりくみ)を行っ(おこなっ)ていきます。

Ⅱ公益(こうえき)事業(じぎょう)

１．社会(しゃかい)参加(さんか)推進(すいしん)事業(じぎょう)【公益(こうえき)事業(じぎょう)１】

　障害(しょうがい)のある人(ひと)たちの社会(しゃかい)参加(さんか)を進め(すすめ)ていくため、そのきっかけとなる芸術(げいじゅつ)文化(ぶんか)活動(かつどう)の推進(すいしん)やコミュニケーション支援(しえん)を行い(おこない)ます。また、併せ(あわせ)て必要(ひつよう)な情報(じょうほう)の提供(ていきょう)、整備(せいび)すべき制度(せいど)、サービスについての要望(ようぼう)活動(かつどう)を行う(おこなう)など、障害(しょうがい)福祉(ふくし)の推進(すいしん)を図る(はかる)ことを目的(もくてき)とした事業(じぎょう)を行い(おこない)ます。 

２．障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)事業(じぎょう)【公益(こうえき)事業(じぎょう)２】

　障害(しょうがい)のあるなしに関わら(かかわら)ず共に(ともに)生きる(いきる)社会(しゃかい)の実現(じつげん)のため、障害(しょうがい)のある人(ひと)たちが地域(ちいき)で自立(じりつ)した自分(じぶん)らしい生活(せいかつ)を送れる(おくれる)よう、障害(しょうがい)のある人(ひと)たちと家族(かぞく)・支援(しえん)者(しゃ)の活動(かつどう)拠点(きょてん)や地域(ちいき)との接点(せってん)として東西(とうざい)の障害(しょうがい)者(しゃ)福祉(ふくし)会館(かいかん)の運営(うんえい)や社会(しゃかい)参加(さんか)支援(しえん)事業(じぎょう)を実施(じっし)します。

Ⅲ収益(しゅうえき)事業(じぎょう)

１．点字(てんじ)・声(こえ)の市政(しせい)だより等(とう)作成(さくせい)事業(じぎょう)【収益(しゅうえき)事業(じぎょう)１】

　北九州(きたきゅうしゅう)市(し)が発行(はっこう)する広報(こうほう)誌(し)「市政(しせい)だより」、「市議会(しぎかい)だより」等(とう)の点字(てんじ)・録音(ろくおん)版(ばん)・テキスト版(ばん)を製作(せいさく)し、視覚(しかく)障害(しょうがい)者(しゃ)の生活(せいかつ)に必要(ひつよう)な情報(じょうほう)提供(ていきょう)を行い(おこない)ます。また、視覚(しかく)に障害(しょうがい)のある人(ひと)が日常(にちじょう)的(てき)に使用(しよう)する点字(てんじ)用紙(ようし)などの販売(はんばい)も行い(おこない)ます。

Ⅳその他(そのた)事業(じぎょう)

１．地域(ちいき)障害(しょうがい)者(しゃ)団体(だんたい)支援(しえん)事業(じぎょう)【その他(そのた)事業(じぎょう)１】

　北九州(きたきゅうしゅう)市内(しない)で活動(かつどう)する身体(しんたい)障害(しょうがい)者(しゃ)団体(だんたい)の支援(しえん)を通して(をとおして)、北九州(きたきゅうしゅう)市(し)の障害(しょうがい)福祉(ふくし)の推進(すいしん)を図る(はかる)ことを目的(もくてき)に事業(じぎょう)を行い(おこない)ます。

Ⅴ他(た)団体(だんたい)連携(れんけい)事業(じぎょう)

　北九州(きたきゅうしゅう)市(し)の障害(しょうがい)福祉(ふくし)推進(すいしん)のため、他(た)団体(だんたい)と連携(れんけい)して行政(ぎょうせい)に対し(にたいし)必要(ひつよう)な政策(せいさく)提言(ていげん)、意見(いけん)交換(こうかん)を行い(おこない)ます。また、障害(しょうがい)福祉(ふくし)に関する(にかんする)情報(じょうほう)を収集(しゅうしゅう)、提供(ていきょう)します。

令(りょう)和(わ)６年度(ねんど)　会計(かいけい)別(べつ)予算(よさん)総括(そうかつ)表(ひょう)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（千(せん)円(えん)）

※令(りょう)和(わ)５年度(ねんど)は補正(ほせい)後(ご)予算(よさん)額(がく)