４　ちょっと一息(ひといき)～リレーコラム

　　　　　　　　　　　　　　　　　                                      橋本(はしもと)　智佳子(ちかこ)

　普段(ふだん)当たり前(あたりまえ)に話し(はなし)ている言葉(ことば)がおかしいと言わ(いわ)れた時(とき)って、何(なに)が違う(ちがう)んだろう？って思い(おもい)ませんか。主人(しゅじん)と出会っ(であっ)た頃(ころ)に言わ(いわ)れたのが、「作ら(つくら)んにゃいけん」の「にゃ」がおかしいってこと…これは今(いま)でも言わ(いわ)れます。門司(もじ)出身(しゅっしん)の私(わたし)は何(なに)の違和感(いわかん)もなく使っ(つかっ)ていたのですが、「にゃ」って門司(もじ)だけ？私(わたし)だけ？気(き)になって検索(けんさく)してみたら、意外(いがい)にたくさん出(で)てきてびっくりしました。その中(なか)に、主人(しゅじん)の会話(かいわ)に出(で)てくる「でたんきちい」があったので笑い(わらい)ました。初めて(はじめて)聞い(きい)たときは「なにそれ？」と思い(おもい)ましたが、「とてもきつい」のことらしく、八幡西(やはたにし)区(く)で生まれ(うまれ)育っ(そだっ)た子供(こども)たちは普通(ふつう)に話し(はなし)ていて今(いま)では私(わたし)も当たり前(あたりまえ)になっています。

　北九州(きたきゅうしゅう)弁(べん)といえば、「ちゃ」が有名(ゆうめい)ですが、「かべちょろ」、「こまめる」、「なおす」、「すいばり」、「そーとー」、「はがいい」、「すかん」、「いっちょん」、「またごす」、「からう」、「ぞろびく」、「たう、たわん」、「びびんこ」…まだまだあります。北九州(きたきゅうしゅう)市(し)の中(なか)でも、区(く)によって違い(ちがい)はありますが、全部(ぜんぶ)わかる方(ほう)は、立派(りっぱ)な北九州(きたきゅうしゅう)人(じん)です！

　さて、みなさんいくつわかりますか？