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◆ オープンブレイルライブラリーを開催しました!!
8月2日(日)、『オープンブレイルライブラリー』を開催しました。
今年は、昨年を大きく上回る100名以上の方にご応募いただきました。
夏休みとあって、お子様のいるご家庭からのお申込みも多く、お一人様からご家族づれの皆さままでたくさんの方に楽しんでいただくことができました。残念ながら、抽選に漏れてしまった方は、また来年ご応募いただけたら嬉しいです。
オープンブレイルライブラリーでは、ツアー形式で4つのコーナーを巡回し、「視覚障害のこと」「点字のこと」「音声訳のこと」「図書館のこと」を楽しみながら学習してもらえるように、各コーナーの担当職員が工夫を凝らし盛り上げています。「見て学ぶ」「聞いて学ぶ」「体験して学ぶ」「触って学ぶ」など楽しいことが盛りだくさんです。子どものみならず大人も興味津々で色々とご質問をいただきました。1回2時間と長い時間も、始まってしまえば、「アッ」という間のひと時でした。
次回は、より多くの方が参加できる形に進化させるべく、新たな計画を進めております。
このイベントを通して、より多くの方が点字図書館を知っていただけるように、来年は今まで以上にパワーアップした楽しいイベントにしたいと思います。職員一同、頑張ります!!
◆ 福岡県立福岡高等視覚特別支援学校の生徒さんが点字図書館で職場体験をしました。
8月5日(水)~7日(金)までの3日間、福岡県立福岡高等視覚特別支援学校本科普通科1年の米村遥香(よねむら はるか)さんが、点字図書館に職場体験学習に来られました。
初日は少し緊張した様子で自己紹介をされましたが、すぐに職員とも笑顔で話しながら、いろいろな業務を体験してくれました。3日間を無事に終え、感想文もいただきましたのでご紹介します。
【現場実習の感想】
三日間を通して、最初は作業が上手くできるかなど心配なことが多くきん張していましたが、職員の方々が優しくたくさん話しかけてくださり、私もきん張せずに過ごすことができました。
特に点字やプレクストークなどの体験をして、今まであまりやってこなかったことにもきょう味がわきました。
作業では、返きゃく作業でケースやフィルムの消どくをしたり、CDを番号順に並べたりしました。そこで改めて、図書館の仕事はとても大変だと感じました。
そして、点訳や音訳の講座を見学して、気をつけなければならないところがたくさんあると分かりました。
三日間実習をして大変な作業もあったけれど、図書館の方々がいつもがんばってくださっているんだと感じました。改めて、三日間本当にありがとうございました。
米村 遥香
大切な生徒さんをお預かりするということで、私たちも少し緊張していましたが、米村さんはとても素直で、周りの人ともすぐに打ち解けられる方で、将来がとても楽しみだと感じました。
これからもたくさんの経験を重ねながら、夢に向かって頑張ってくださいね。
職員一同、心から応援しています。
◆ 2026年度の主な文学賞受賞作品
今年度の、主な文学賞を受賞した作品のいくつかを、サピエ図書館での着手・完成状況と併せてご紹介します。
●芥川龍之介文学賞(2026年上半期)
「ゾンビ回収婦」 小砂川 チト 著
〈内容〉わたしは来る日も来る日も、あなたたちの身体を回収する。終わらない労働、なんて素敵なんだろう。鋭い感覚と言語で独自の世界観を立ち上げる著者による物語。
(デイジー 完成あり、点字 着手あり)
●直木三十五賞(2026年上半期)
「けんぐゎい」 朝倉 かすみ 著
〈内容〉幼くして父を亡くし、手習い師匠の手伝いに出された痘痕の娘・ふゆ。師匠の養子で歪んだ性癖をもつ宗三郎から手籠めにされ懐妊するが、現人神と崇められる女医者と出逢い…。『小説宝石』掲載を加筆修正。
(デイジー・点字 着手あり)
●第33回松本清張賞
「ひなたの中継点」 森山 世衣 著
〈内容〉全国高校駅伝初優勝をめざす女子陸上部のエースが自転車事故に遭った。部長の麦は続発するトラブルを乗り越えて悲願を果たせるか!?
(点字・デイジー 着手あり)
●第72回江戸川乱歩賞
「天使の負託 エンジェル・バレット」 箕輪 尊文 著
〈内容〉平和維持活動(PKO)で起きたある出来事。その出来事から逃れるように、ピザ配達員をしている元自衛官の女性は、女子高生殺人事件の重要参考人となってしまう。一方、元同僚で、同じく過去の悪夢に苛まれる、元自衛官の男の元には、姉をホストクラブに奪われたという地下アイドルが現れ…。
(点字・デイジー 着手あり)
●第39回三島由紀夫賞
「はくしむるち」 豊永 浩平 著
〈内容〉沖縄の今を生きる少年少女と、80年前の戦場を生きた少年兵たち。ともに白紙のような彼らを呑み込んでいく巨大で残酷な暴力に、どう立ち向かうのか? 現代と戦中戦後の時空を交差させて描く。『群像』掲載を単行本化。
(点字・デイジー 着手あり)
●第39回山本周五郎賞
「見えるか保己一」 蝉谷 めぐ実 著
〈内容〉幼少期に失明するも、学問を志し、やがて「群書類従」の編纂という大事業に取り掛かった塙保己一。学者として輝かしい経歴を築いていくが、傍らに常にあったのは、目明きらとのすれ違いで…。『小説野性時代』掲載を加筆修正。
(デイジー・テキストデイジー 完成あり、 点字 着手あり)
●第26回本格ミステリ大賞 小説部門
「夜と霧の誘拐」 笠井 潔 著
〈内容〉1978年秋、矢吹駆とナディアがダッソー家での晩餐会に招待された夜、運転手の娘サラがダッソー家の一人娘と間違えられて誘拐される。同じ夜、私立校の学院長の射殺体が発見され…。『メフィスト』掲載を加筆し書籍化。
(点字 完成あり、デイジー 着手あり)
●第79回日本推理作家協会賞 短編部門
「ぼくらが夕闇を埋めた場所」 松樹 凛 著
〈内容〉この町で過ごす最後の日、ぼくはクラスメイトの星野さんに〈水なし沼〉に呼び出された。「穴を掘ってほしいの」と彼女は言うけれど、どうして穴で、なんでぼくなのか。「わたしが東くんを今日ここに呼び出した理由」をめぐって、ぼくと星野さんのゲームがスタートする。
(点字 着手あり)
●第79回日本推理作家協会賞 翻訳部門
「世界の終わりの最後の殺人」 スチュアート・タートン 著
〈内容〉世界は謎の「霧」によって滅亡し、人類が生き残るのはバリアに囲まれた孤島ひとつのみ。3人の科学者とAIの管理のもと、100人超の村民が自給自足の生活を送る。ある日科学者の1人が殺され、バリアが解除されてしまい…。
(点字 完成あり、デイジー 着手あり)
●日本ファンタジーノベル大賞
「朱天の都」 加賀谷 きよい 著
〈内容〉右大臣の妹・尚侍は、鬼の首領・朱天童子と出会う。人懐っこい朱天童子に尚侍は心を許すようになるが、宮中では禍をすべて“鬼のせい”と断じた帝が朱天童子の討伐を命じていた。人を脅かすものの正体は本当に鬼なのか…。
(点字・デイジー 着手あり)


