令和2年9月から12月までに完成した蔵書と、寄贈図書をご案内いたします。
書名、著者名、巻数または時間数、内容紹介の順に掲載しています。
(1)「怪談和尚の京都怪奇譚 怖~い」 三木 大雲 著 (全2巻)
京都・蓮久寺の三木住職のもとには、助けを求める人が絶えません。悪霊に祟られた人、ポルターガイストに悩まされる人、人形をお祓いしてほしい、さまよう霊を供養成仏させてほしい…。
そんな実話や自身の体験など、現代の怪談、奇譚の数々をお届けします。
(2)「貧困専業主婦」 周 燕飛 著 (全3巻)
月100円のPTA会費も渋る…。勝ち組の象徴と思われていた専業主婦の8人に1人が貧困に直面している。なぜ彼女らは、自ら働かない道を選択しているのか?克明な調査をもとに研究者が分析した衝撃のレポート。
(3)「クロストーク」 コニー・ウィリス 著 (全12巻)
画期的な脳外科手術により、恋人同士が気持ちをダイレクトに伝え合うことが可能になった社会。ボーイフレンドのトレントとの愛を深めるため処置を受けたブリディは、とんでもない相手と接続してしまい…!?
(4)「聡乃学習」 小林 聡美 著 (全3巻)
50代という人生のステージ。無理せずに、興味のあることに飛び込んで、いろいろな学びを得ながら、日々を、軽やかに丁寧に…。くすっと笑えて背筋が伸びるエッセイ集。『papyrus』『小説幻冬』連載を加筆し書籍化。
(5)「わたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年」
クリスティー・ワトスン 著 (全6巻)
あるときは新生児病棟で生きるために闘っている未熟児の世話をし、あるときは外来で孤独な患者に甘い紅茶を手渡す…。ロンドンの国営病院で看護師として20年間働き、現在は小説家として活躍する著者によるメモワール。
(6)「あぶない!聞こえの悪さがボケの始まり」 坂田 英明 著 (全2巻)
音の伝わり方、胎内期から死の直前までの音の聞こえ方、赤ちゃんから高齢者まで難聴の原因となる疾患、五感の中の聴覚の重要性、脳が関与する認知や心理との関係や難聴の予防と治療について解説する。
(7)「美しい日本語 荷風 Ⅰ」 永井 荷風 ほか 著 (全4巻)
永井荷風の生誕140年、没後60年を記念して、荷風の美しい日本語を詩・散文、俳句から選りすぐり、堪能できるアンソロジー。Ⅰは、「牡丹の客」「葡萄棚」「雪のやどり」など、季節をいとおしむ言葉を収録。
(8)「精神科医が教える聴く技術」 高橋 和巳 著 (全3巻)
人の話を聴くことの極意を、〈黙って聴く〉〈賛成して聴く〉〈感情を聴く〉〈葛藤を聴く〉の4ステップに分けて、事例と共にわかりやすく解説。さらに「自分の心を聴く」ことで、自分を受け入れる技術を解き明かす。
(9)「人生は苦である、でも死んではいけない」 岸見 一郎 著 (全3巻)
人生は苦。それでも生きる。日々、生きづらさを感じているすべての人に送る、「嫌われる勇気」の著者による力強いメッセージ。いにしえの知恵をたずね、さまざまな思想を学んで築き上げた、総決算としての人生論。
(10)「それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた」 桜 いいよ 著 (全5巻)
高校2年の昼休み。いつだって屋上で過ごしていた。全てが異なる5人だが、その時間は特別なものだった。しかし、蒼汰が女子生徒に告白されたことをきっかけに、友情は少しずつ変化して―。思春期を5人の視点で描く青春小説。
(1)「私たちの税金 令和2年度版」 国税庁広報広聴室 編 (全1巻)
(2)「点字・大活字広報誌 ふれあいらしんばん 第75号・第76号」
内閣府政府広報室 編 (各全1巻)
(3)「長崎県グラフ誌 にこり 48号」 長崎県視覚障害者情報センター 編 (全1巻)
(4)「令和元年度 障害者施策の概況」 内閣府 編 (全1巻)
(5)「カブッチのオトコってヤだ!」 全日本視覚障害者協議会 (点字絵本 全1巻)
(6)「くろいの」 全日本視覚障害者協議会 (点字絵本 全1巻)
(1)「オーバードライヴ 捜査一課殺人班イルマ 4」 結城 充考 著 (10時間3分)
捜査一課の女刑事・イルマを執拗に追う毒殺師・蜘蛛が拘置所から脱走し、24時間後に死に至る毒薬を彼女に打ちこむ。指示に従わなければ一人の少年が死ぬという。イルマは少年を守れるか?『小説NON』連載を加筆訂正。
(2)「剣風の結衣」 天野 純希 著 (12時間12分)
織田信長と越前一向衆の熾烈な戦い。封印された記憶を抱えた少女は、起ち上がる。仲間を守るため、己の過去に打ち勝つために―。戦国期を駆け抜けた少女の過酷な運命を描く歴史長篇。
(3)「正義一剣 斬り捨て御免 2」 工藤 堅太郎 著 (6時間22分)
人斬り四人組が江戸を震撼させていた。北町奉行の命を受けた隠密同心・結城竜三郎は、自らが標的となり、下手人を炙り出すことに。そんな折、鴉一味頭目の弟・薄玄次郎が二代目鴉一味を名乗り、凶悪な押込み事件を起こす!
(4)「地下道の少女」 アンデシュ・ルースルンド 著 (12時間53分)
真冬のストックホルム。バスに乗せられた外国人の子ども43人が置き去りにされる事件が発生。さらに病院の地下通路では、顔の肉を抉られた女性の死体が発見され…。地下道での生活を強いられる人々の悲劇を鮮烈に描く。
(5)「影の策士 はやぶさ与力飛翔剣 2」 藤村 与一郎 著 (7時間28分)
身代わり屋で小銭を稼ぐ若侍・花房尊。かつては敏腕与力として知られたが、兄の後妻により役職を奪われ、実家から追い出される始末。ある日、そんな尊の心をざわつかせる噂が!それは密かに恋い慕っていた美幸の縁談話で…。
(6)「甘やかな牢獄 奴隷商人サラサ」 大石 圭 著 (9時間8分)
奴隷商人サラサは、妹を解放するため、某産油国国王の第4夫人の日本女性ユリエに、自らを奴隷として売った。彼女はサラサに、王の性の奴隷として仕えること、そして「王を暗殺しろ」という命令を与え…。長編サスペンス。
(7)「5分後に猛毒なラスト」 エブリスタ 編 (3時間32分)
この刺激、クセになる!「美味しいモノに私はなった」「悪魔の言葉」「しらない兄弟」など、心の闇を描いた超短編小説10作を収録する。小説投稿サイト『エブリスタ』掲載に加筆・修正して書籍化。
(8)「深淵と浮遊 現代作家自己ベストセレクション」
高原 英理 著 (7時間55分)
伊藤比呂美、小川洋子、高原英理…。現代文学の最前線を牽引する文学者たちが挙げた「自己ベスト作品」を集成したアンソロジー。「深淵」から「浮遊」まで、さまざまな味わいの短篇小説をはじめ、随筆や短歌などを収録する。
(9)「食べた!見た!死にかけた!『運び屋(ハンドキャリー)女子』一人旅」
片岡 恭子 著 (4時間25分)
首絞め強盗に遭ったスペイン、絶壁に死を覚悟したアルゼンチン、ベネズエラ軍人による拘束事件…。ハンドキャリー女子が、強烈な一人旅の体験を綴る。ダメな国の法則も紹介。
(10)「秘書室の殺意」 中町 信 著 (5時間9分)
同期入社の仲間たちと秋保温泉へ来ていた小寺康子が、崖から転落死した。総務部人事課の深水文明は、直属の上司である正岡常務の命で事件の真相を探り始めるが、その矢先、社内の資料室で小寺と同じ秘書課の神保が殺され…。
(11)「僕の諭吉おじさん」 見鳥 望 著 (5時間41分)
小2の陽太は、母親から唐突に「好きなものを買っていいわよ」と1万円を渡される。困惑と高揚。大金を手にした陽太はある結論を出す。時は流れ、闇を抱えて生きていた陽太は…。
(12)「刑事の灯」 麻見 和史 ほか 著 (6時間40分)
猟奇犯罪に挑む男女刑事、緊迫のスパイアクション、あの世とこの世の特殊捜査、犯人の心を読める美人刑事―。気鋭の豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。傑作4篇を収録。
(13)「虹かかる」 木村 忠啓 著 (7時間4分)
元水戸藩士の素浪人、飛田忠矢は妻の散骨のため20年ぶりに郷里の地を踏んだ。ところが、隠密と勘違いされ助けを乞われる。小大名が400人の軍勢に狙われているという。行きがかり上、迎え撃つことになった忠矢だったが…。
(14)「日曜の夜、明日からまた会社かと思った時に読む40の物語」 西沢 泰生 著 (4時間15分)
仕事に悩む人に贈る、ビジネスをハピネスに変えるためのヒント集。名も無きビジネスパーソン、歴史上の偉人、スポーツ選手などのエピソードと名言を紹介し、仕事で役立つ考え方のコツを読み解く。
(15)「斎藤孝のざっくり!万葉集」 斎藤 孝 著 (5時間29分)
奥の深い「万葉集」の世界を、「ここがすごい!」というポイントを中心に、「古代の歴史」「万葉仮名」「鑑賞ポイント」「万葉人の暮らし」など、5つの視点で解説する。日常会話にさり気なく使える万葉言葉も収録。
(16)「生物学探偵セオ・クレイ 2 街の狩人」
アンドリュー・メイン 著 (11時間16分)
大学教授を辞め、テクノロジー企業に身を置いているセオ・クレイ。街に潜んで殺人を繰り返す“おもちゃ男”の存在を察知したセオは、その正体を追うことに…。天才生物学探偵セオ・クレイの活躍を描く、シリーズ第2弾。
(17)「武器が語る日本史」 兵頭 二十八 著 (7時間28分)
なぜ攻撃の道具も防御の装具も、日本独特の形になったのか?古来の弓、槍から戦国時代の火縄銃、先の大戦における戦車まで、日本軍の武器の性能、運用方法を検証し、日本史の真実を浮き彫りにする。
(18)「本物の節約残念な節約」 小沢 美奈子 著 (6時間4分)
キャッシュレスは現金払いより絶対に得?コンビニは割高でスーパーのほうが安い?減酒・禁煙は家計にも健康にもやさしい?ストレスフリーの楽しい節約生活を送るための知恵と方法を紹介する。
(1)「私たちの税金 令和2年度版」 国税庁広報広聴室 編 (一般CD1枚)
(2)「音声広報CD 明日への声 第75号・第76号」
内閣府政府広報室 編 (一般CD各1枚)
(3)「長崎県グラフ誌 にこり 48号」
長崎県視覚障害者情報センター 編 (1時間8分)
(4)「令和元年度 食料・農業・農村白書」 農林水産省 編 (1時間7分)
(5)「国会 衆議院へようこそ」 衆議院事務局 編 (1時間38分)
(6)「人権を考える5分間のラジオ番組 明日への伝言板」
北九州市 保健福祉局人権推進センター 編 (一般CD2枚)