4 ちょっと一息~リレーコラム
夏休み
音訳担当 大渡 愛子
こんにちは音訳担当の大渡です。
みなさんは、お盆をどう過ごされましたか?
お家で過ごされた方、里帰りされた方、お子様やお孫さんが里帰りをして、賑やかに過ごされた方など思い思いに過ごされたことと思います。
私は、入職して初めてかな?お盆休みに連休をいただきました。これまでは、仕事一色で、なかなか家族と過ごす連休も少なかったのですが、息子も小学6年生。小学校生活最後の思い
出に、おのおの以前から行きたい!!と言っていた場所へ旅行に行ってきました。思う存分に家族で濃厚な夏休みを過ごさせていただきました。
息子が行きたいと言っていたのが、「鳥取県」です。息子は、アニメの「名探偵コナン」が好きで、鳥取県北栄町(ほくえいちょう)は漫画家「青山剛昌(あおやまごうしょう)」さんの出身地です。
北栄町には、「青山剛昌ふるさと館」「コナンの家 米花(べいか)商店街」「コナン通り」などがあります。残念ながら、「青山剛昌ふるさと館」は人気で、チケットが買えずに入れませんでしたが、コナン通りには、アニメに登場する人物のオブジェやコナンのマンホール、コナンの家では玄関だけですが、インターホンを鳴らすとコナンが返事をしてくれます。コナンに登場する何人かの声で返事をしてくれるので、押すたびに「コナンくんだ」「これはラン姉ちゃんだ」「今のは新一だ」など、こんなにインターホンを鳴らすのも初めての経験でした(笑)。また、鳥取県の空港は、「鳥取砂丘コナン空港」と言い、コナンの絵や人形のオブジェなどこちらも、心躍る場所でした。
私は、鳥取に行くにあたって、「砂の美術館」に行きたいと熱望していたので、砂丘の方へ足を伸ばし、砂を使った彫刻を楽しみました。今年のテーマは、日本で、古代から近代へと時代変化とともにそれぞれテーマに沿った大型の彫刻があり、どれも圧巻でした。立体感のあるスサノオノミコトや卑弥呼、信長や徳川家など馬の躍動感も細かく再現されており、今にも動きそうで全てに感動しました。さらに、お城や清水寺、富士山、奈良の大仏や平等院鳳凰堂、など細かいところもきれいに削り再現され、すごいの言葉しかでてきませんでした。
ホテルの食事も美味しく、部屋も何人部屋?というほど広く、温泉も気持ちよく、1泊2日の旅を思いっきり楽しみました。
北九州へ帰宅後は、「千仏鍾乳洞」「門司の和布刈神社」「山口の源平合戦のオブジェ」を楽しみました。数日前の雨の影響もあり「千仏鍾乳洞」は水かさが増し、流れる水に耐えながら鍾乳洞を奥まで進んでいき、引き返しました。暑い夏には、この鍾乳洞の涼しさと地底探検のようなわくわくが、楽しかったです。「和布刈神社」は、海の側に境内があるので、関門海峡が一望できました。海側にも鳥居があり、海の境目に建っているようでした。そんな和布刈神社から対岸にある「源平合戦のオブジェ」の話をしていたところ、関門トンネル人道入口から山口に行けることを近くにいた方が教えてくれました。15分もかからないぐらいで行けることを知り、さっそく見に行きました。「源義経の八艘(はっそう)飛び」と「平知盛の碇潜(いかりかづき)」の躍動感あるオブジェに、息子も食い入るように見入っていました。社会の授業で習ったとのことで、自慢げに息子が色々と教えてくれました。
こうして、あっという間に夏休みは終わりました。
九州豪雨では、北九州にも各地に被害をもたらしました。
我が家は、被害がなかったためこうして無事に過ごすことができましたが、北部では、浸水等の被害があり、大変な思いをされた方もいたことと思います。
一日も早く穏やかな日常が戻りますよう、心よりお祈りしています。